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2015年11月29日日曜日の活動

2015.11.19日曜日。今日のPLAYONは、2つの活動がありました。(^^)

1)高知県教育委員会スポーツ健康教育課
  親子運動遊び教室 
  10:00〜11:00 安芸市立内原野体育館

30組の親子さんと、イメージを使った運動遊びをやりました。
まずは、準備運動を兼ねて「トントンなんの音?」
1.2.3.でたったり、ワォーで座ったりの即時反応運動で集中力を高めた後、
真似っこごっこでストレッチと軽く腹筋とバランスとウォームアップ。
絵本「不思議なナイフ」でイメージを表現。
最後は、忍者修行で、いろんな歩き方やってみたり、走ってみたり、
音にあわせて、ギャロップにスキップにとパパママと一緒に体を動かしました。

みんなしっかりと参加してくれました。積極的にプログラムを楽しむ子供さん、パパやママのおひざで参加する
子供さん、参加の仕方はそれぞれですが、共にその空間にいることがすべての学びになると感じる今日この頃です。

引っ込み思案の子供さんも、成長したら「あんなことあったね。」と話す日がきますから、心配しないでいいと思います。そこにいることで、子供達はいろんな事を感じ、拾っているのだと。

「大切なものは見えないようにつくってある」大好きな「星の王子さま」にでてくるフレーズです。
今日も忍者ごっこは、みんなのために仕込まれた大切な巻物を守るために、協力して忍者修行をやりました。
このプログラムが終わったら、必ず数人の子供達が「ねぇ、まきものって本当はないがやろう?」
と質問してきます。私は迷わず「あるよ。みんなのここにある」と胸のところを示します。

ないものを信じる力こそ、人間力だと思うのです。目にみえるものより見えないもの(こころや思い)が
すべてのものを動かす原動力になっているのではないかと、年を重ねるたびに強く思います。

子供達の幸せを心から願って、今日も幸せな朝のワークでした。



2)午後は、リトルに戻って「PLAYSTAGE」です。
この「PLAYSTAGE」というクラスは、単発の表現活動クラスです。
よさこいやリトルの公演が忙しくない時期に月1回のペースで開催しています。
リトルに入ってなくても来られる単発のオープンクラスなんです。

さて、今日の参加者は11名。年長さんから中学2年生まで。
このクラスの内容は、参加したメンバーで決めます。
私「今日はなにをやりたい?」
子供達「宝さがし、この前の劇のつづき、体文字、イエスノーゲム、かくれんぼ、伝言ゲーム、
    外の公園にあるものを持ってきてそれになりきって踊る、色おに、かもつれっしゃ」
とたくさんのものがでてきました。これを私の方で整理して
私「おおまかにまとめて以下の通り提案するね。」
   A)あそぶ→ダンス
        →歌
        →歌&芝居
        →しばい
   B)宝さがし→げき(あそびをげきの中に含む)
リトルっ子は、Bをえらびました。
即興劇なので、まずはテーマづくり
私「みんなにとっての宝ってなに?」
子供達「友情、家族、宝石、リトル、自然、愛犬」
私「どうしてそれらが宝なのかな?」
子供達「友情/友情がなかったら、友達がうまくいかんなる」
   「家族/家族がなかったら、言葉がしゃべれん。料理が食べられない。自分も生まれてない。
       相談したいのにできない。」
   「自然/空気がんかったら息ができん。海がなかったら、雲がない。雲がなかったら、干上がって地面は
       照り照り。」
こんなやりとりをしながら、できあがったストーリーは次の内容です。

2050年のリトル。みんなの子供がリトルに通っている。もうすぐある3月公演をめざして頑張っている。
2050年の地球は、放射能事故のせいで、外は宇宙服なくては歩けない状態。
海も山もなく、赤茶色の星になっている。みんなは、建物の中だけで暮らしている。
3月公演の練習をしようと台本をひらいたら、千賀ポンからの手紙が挟んであるのにきづく。
手紙の内容は「みんな元気にレッスンがんばりゆうかえ。みんながこの手紙を見る頃、地球はとても残念な星に
なっちゅうと思う。外であそべんし、空も海も山もない。ただの赤茶色の星。でもみんなならこの星を元にもどすことができる。今練習している夢のしずくのペンダントをみつけだし、そのペンダントをセンターにおいて、ダンスを踊れば、宇宙の光が届き、この星に新しい命がやどる。思いっきり歌っておどるがで。みんならしく!
みんなたのんだよ。地球を助けてください。
夢のしずくは、東の光が入る入り口。命あるもののそばにある。しっかり探して見つけてね。
でもうまくいきますように。」
この手紙をもとに、みんなは夢のしずくを探し出し、歌って踊る。
2曲歌った。そして、歌い終わった後、窓をあけたら、冷たい空気がみんなの頬をなでた。

こんな内容でした。このストーリーの中で私が作ったのは、2050年のリトルということだけ。
あとは、子供達との話のやりとりの中から子供達が自発的にアイデアをだし、ストーリーをふくらませてくれました。手紙の内容もすべて子供達のアイデアです。みんなの想像力はすごい!!

子供達が作った内容ですから、2曲の歌って踊る姿は、いつもにまして生き生きしていました。
ちょっと心配したのは、歌を全くしらない年長さんのちとるっこたち。
でも私の心配はよそに、即興でみながらですが、しっかり踊って歌ってくれていたのは、感動でした。
みんなが作った架空の世界にちゃんと生きているのが、本当に素晴らしいことだと思いました。

最後に感想を書いて終了しました。
HPにのせてもいいよといってくれた子の感想です。

今回のプレイステージは、今までの中で一番私にとって楽しくて面白かったです。
なんでかっていうと、キッズのまほちゃんや今日初めて来たせいしろう君までがみんな笑顔になって全員が
心を一つにしてがんばっていたからです。
プレイステージは、月に1回ぐらいしかなくて、待ち遠しかったけど、こんなにも楽しく盛り上がるとは思いませんでした。
今日は、35年後のリトルで、リトルっ子は(地球の)かんきょうが変わり、イライラしているという表現が少し難しかったけど今回やってみてぜったい一人では見つけきれなかったと思います。すごく右のうを使ったように思いました。
宝物をみつけるのにとても時間がかかったけど発見したときの達成感はすごかったです。
どうぞうの声おもしろかったです。来月もまた楽しみにしています。               (川村 空)

今日のプレイステージは、35年後の自分の子供を役として演劇をしました。
タイトルは「夢のしずく」です。私たちはリトルっ子となって夢のしずくというペンダントをさがすというものです。
私たちの(今の)世界は、空気もあり、自然がゆたかですが、本当に35年後になると自然は破壊され、空気もまともに吸えなくなるのかなと少し考えました。近未来、そんなことなかったらいいな!そんなこと考えながらとても楽しかったです。
最後「夢のしずく」を見つけたあと「ピースフル」と「にじいろ」をみんなで踊りより仲良くなったと思います。
ふりがわからない人もそれぞれ自分らしくできていたと思います。
次のプレイステージもす〜〜〜ごく楽しみです。            (名和美幸)

次回のプレイステージは
12月27日(日曜日)10時〜13時
内容/近くの公園で好きなものをみつけて、それになって踊る(リトルっこの案)

リトルっ子はもちろん、リトルっ子以外にお友達や兄弟も参加OKです。