

5月20日(金)よさこいを変えた須賀先生
5月20日(金)
須賀先生は、白い髭のおじいさんに会う以前も、よさこい祭りにカンフル剤を打つような
大きな役割を果たしていました。時代を作った立役者の一人です。
真っ黒の衣装で踊ったグローイングカンパニーは、ほとんどの衣装が半被の時代に、
全身真っ黒の衣装で、センセーションを巻き起こしたそうです。
踊り子は昭和の不良と呼ばれる若者たち。最初は、座り込んでタバコを蒸していた踊り子たちも、
最後にはイキイキと踊って最後には感動の涙を流したそうです。
須賀先生はその当時を振り返り「よさこいは人を変える力がある」と話していました。
この時の先生のお話がとても印象的で、今でもよく覚えています。
その後も、フラフの生地で作ったパンツが印象的な「いろはにほへと」
先頭で羽をつけたレオタードで踊ったり(1985年)
青紫のハッピにピンクのタイツ(1990年)の「オッペン化粧品」
毎年15チーム以上の振り付けをしていました。
須賀先生の担当するチームはどのチームも話題性に富んでいます。
1985年のオッペン化粧品では、地方の運転席の屋根に立って、レオタード姿で踊っていました。
所々に鳴子をくわえた振り付けや、鳴子にスカーフをつけてヒラヒラ振って踊る。
1985年のいろはにほへとの先頭にはヌンチャクを持った男性の一団が。
法被の衣装がほとんどの中に、明かに異彩を放っていました。
奇想天外なアイデアに、人々はビックリ、ドキドキ、
よさこいのスタイルが大きく変化するきっかけを作ったんですね。
この続きは、21日のブログで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
合掌✴️田村千賀