5月6日(金)「声かけ」

昨日5月5日は、暦で「立夏」です。
数日前に「土用」について書きましたが、4月17日から始まった土用は5月5日21時25分59秒で終了して、
ついに「立夏」に入りました。

「土用」の間は土いじりをしない方がいいというので、スタジオの小さな花壇も放置。
雑草もいっぱい生えて気になっていましたので、今日はお花を買ってきて、花壇をきれいにしました。

雑草を抜くのは大変なので、思い切って、土を耕すことにしました。
硬くなった土を掘り変えてして、空気をいっぱい入れると、固まった土がほぐれていきます。

雑草の根っこはかなり深くまで伸びていて、引き抜いたくらいでは、またすぐ生えてくるわけです。
なんて逞しいのでしょう。

しっかり伸びるためには、根を張らないといけないんだよ。
草がそう教えてくれているようです。

私は、しっかり根を張ってるかな?土を掘り起こしながら考えました。
私にとっての「根」ってなんだろう…。

答えは見つかりません。こういう時は、ボヤ〜〜と置いときます。そのうちひらめくから。

土をガンガン掘り返していたら、通りかかったおばさんが声をかけくれました。

「いっつも花に癒されています。ありがとう」

疲れが吹っ飛びました。なんて嬉しい一言でしょう。

私が花壇をエッサホイサとやっているうちに、何もの人が通りすぎていきました。
みなさんほとんど、スマホで話しているか、何かを聞いているかです。
外にアンテナが向いていません。
たくさん人が通っても、まるで、個人のカプセルの中に入っているみたい。
ただ、流れていくだけです。
これが今の社会です。
一人一人で成立する時間が増えてきました。
誰かと関わる経験が急激に少なくなっているのか、
それとも関わり方が変化しているのか。

そんな時に、声をかけてもらえて、びっくりするほど新鮮でした。
ありがたい。とても嬉しかった。

声をかけるのは、人をこんなにも元気にするのですね。
私も、怯まず声をかけていこう!と思いました。

若い子からは、変なおばさんって思われるんだろうな。
ま、変なおばさんも思いっきりやれば名物おばさんになれるかも。

人にしてもらった嬉しいことは誰かに返していかなくちゃ。
循環型社会にしていかないかんものね。SDGS ????だ〜〜〜。

今日も読んでくださりありがとうございました。

合掌✴️田村千賀



5月5日(木)子供の日in旅広場

5月5日(木)

今日は「こどもの日」。高知駅前旅広場では、こどもの日にちなんで
フラフの競演がありました。
なんと5本のフラフが高知駅の広場に集まり、
「鳴子華」に乗せて優雅に雲一つない空を舞いました。

フラフは、今でこそよさこいの必須アイテムの一つとなっていますが、
もともとは、端午の節句に子供の成長を願って、鯉のぼりと一緒に立てた土佐ならではの大旗です。

このフラフをよさこいに取り入れたのは、上町よさこい鳴子連。
よさこい研究所の岡崎さんや棟梁と呼ばれるフラフの名手の方々です。

そのダイナミックな旗に魅了されて、よさこい人の間にあっという間に浸透していきました。

フラフは綿地にダイナミックな絵が描かれた本染のものと、
化繊に印刷プリントされたものがあります。化繊のものは、軽くてふりやすいのですが、
綿地のものはかなりの重量があり、これを風に靡かせて優雅にふるには相当のテクニックが入ります。

高知でも名人と呼ばれる方々が集った、5月5日の旅広場。
全部で5本のフラフが一気に空を舞いました。
流石の動きです。どの角度も絵になる。
竿のさばきも素晴らしく、さまざまな形を見せるフラフはまるで生きた竜のようにも見えます。

この日だけの素晴らしい風景です。
子供の成長を願って、思いっきり風に乗って舞うフラフは、五月晴れの空に映えて、
力強く雄々しく踊ります。
子供たちへの高らかなエールです。

子供たちの未来が笑顔あふれる世界でありますように。
心から祈ります。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

合掌✴️田村千賀



5月4日(水) 「with コロナ」

久しぶりの規制のないGW。
5月4日(水) 

書いたなり、アップがうまくできず、すいません。

少し遅れましたが、4日のブログです。

↓↓↓↓↓↓

五月晴れの透き通った空と、爽やかな空気、もうすぐ夏よと知らせる太陽の日差し。
その下で賑わう人々の笑顔が眩しい、最高のGW。

県外ナンバーの車も多く、ひろめ市場や明神丸には、高知には珍しい「行列」ができていました。
そんな風景を見ると、少しだけ「大丈夫か??」という思いが湧いてきますが、
その思いも去年よりは、軽くなっています。

「大丈夫か?」
この不安と戦った足掛け3年です。
大丈夫じゃない!から大丈夫かな?となって、大丈夫やろうとなっていく気持ち。
この人の心の状態が、安心へとつながるまで、もう少しですね。

やっぱり、街は人がいてこそ楽しいですね。
人がいることが、こんなに活気あふれる街になるのかと改めて感動しました。
物じゃない、やはりそこに暮らす人なんですね。

人が安心して暮らせる。ということがどれだけ大きいことか。
あっちこっちのイベントで楽しみながら、実感しました。

また、1週間後、感染者の数字は上がるのでしょうか。
でも、今回は、「大丈夫」そんな空気感を感じます。

無責任なことは言えませんが、確かに街に「大丈夫感」がアップしてきたように思います。

この2年間で見てきた「大丈夫じゃない世界」で見つけた「安心」の尊さと
どんな時でも「大丈夫」にしていく人の力を感じた1日でした。

人って素晴らしい!!!

今日も読んでくださりありがとうございました。

合掌✴️田村千賀



5月3日(火) 「予定調和」

5月3日(火) 予定調和

今日も、読んでくださりありがとうございます。

「今日はこれとこれをしよう」と予定を立てて1日を始めました。
すると、思いがけない連絡や突然のお客様がおいでたり、予定を変えなきゃならなくなりました。

「え〜〜〜、これやろうと思うちょったのに〜〜」
立てた予定にこだわると、なんでそんな連絡を今してくるかな〜?
と自己中心的考えが出てきます。

でもちょっと見方を変えてみて「なるほど、じゃあ、立てた予定のこれは今日じゃなくてもいいから、
これは明日やって、今日はこの連絡きた分をやろう。」と予定を組み替えてやってみました。

そうすると、思いの他、ことが片付いたり、会いたかった人に会えたり、
不思議な偶然が重なったりしたのです。

もし「この予定を今日できんかったらまずい」という気持ちで動いていたら、
ものすごく心がざわめき、物事に集中できなくなったり、やってることがうまくいかんと
と、「だから、突然電話かかってこんかったらよかったのに〜〜〜。」と些細な失敗を
誰かのせいにしたくなったでしょう。

そう、「予定調和」や。そう、思ったら気持ちを切り替える事ができました。

昔、おばあちゃんがよく言っていました。
「何事も神様のおぼしめしよね。」と。
そして、おばあちゃんはこうも言っていました。
「神様は悪いようにはしやせんき」。

今日のことをおばあちゃんの言葉に当てはめて考えると、
そもそも、自分が立てた予定が完璧ではありません。
私が立てた予定では、私にとって良くないから、この連絡を入れて、この客さんを
いかせて、神様が私の予定を変えてくれって事でしょうか。

あ、この方がよかったやん。とか
今日は、思いがけず会いたかった人に会えてよかった。とか。
あの時、予定のまま進めちょったら、災難に遭うところやった。とか

神様が段取ってくれた「予定調和」があると思えば、
肩の力が抜けて楽しい時間を過ごすことができますね。

ものを見る目を自分の視点から、自分の外の視点に切り替える。
おばあちゃんが話してくれたことって、
やっぱり奥が深いなあ。

最近よく、おばあちゃん語録を思い出します。
おばあちゃんの残してくれた言葉のなかみが深くなるように感じる今日この頃です。

さ、今日も「予定調和」の1日スタートです。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

合掌✴️田村千賀



5月2日(月) 「5月に思うこと」

5月は私にとって特別な月となりました。
5月8日は、大切な友達の命日、
 20日は、母の命日です。

去年の今頃は、まだ母が生きてたと思い出します。
時間が戻せるのなら、こうするのにな。
「後悔」が波のようにひいては、また押し寄せてきます。
どんなにやっても「後悔」してしまいます。

人は死んだらどこへいく?
いろいろ読んだ本には、肉体は無くなるけど、魂はいつもそこらじゅうにいてくれるよ。
ただ、その人を思うだけで、すぐそばにいてくれると書いてありました。

そうですね。確かに、いつも気がつけば心で母と話しています。
いつも母に叱られています。
「ちゃんとかつづけなさいよ」
「今日は、〇〇さんにもっと優しくしてあげたらよかったんじゃない?」
「食事は、ちゃんと規則正しく食べないかんぞね」
「仕事は、やりすぎたらいかん」
「自分におうたことをやりなさい。分不相応なことはしたらいかん」

叱られるたびに、私は心で答えます・
「はいはい、わかっちゅうちや。」
たまには、ほめてや〜〜と思う私。(苦笑)

全くいつまでも、甘えた娘ですね。(笑)

母のお小言やお説教も今は愛おしく、素直に聞けます。
生きてる時に、どうしてもっと素直にできなかったかと反省しきりです。

全くわがままなものですね。

いつも見守ってくれた母、きっと今も見守ってくれている母。
心配かけどうしですが、たくさんの方に支えられて元気にやっていますから。
と、手を合わせる5月。毎年心を顧みて新しい人生へのスタート月。

さあ、この一年も楽しむぞ!

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

合掌✴️田村千賀