4月26日(火)「雨女」

4月26日(火)「雨女」

おはようございます。今日も読んで下さり、ありがとうございます。

私は、自他ともに認める「雨女」です。
「そんなことはない!」と随分否定してきましたが、やっぱりここぞという
時に「雨」がふる確率は、確かに高いです。

そう感じ始めたのは、スガジャズでよさこい遠征をしている時でした。
須賀先生チームと私チームに分かれて同じ日に遠征に行く場合、
なぜか須賀先生の遠征先は、晴れ。
私の遠征先は、雨。
こんなことが何度か続くうちに、どうも私は「雨女」ということになったのです。

人と気象が、リンクするなんてことがあるのでしょうか。

でも確かに、天皇陛下がご来高された時は、晴れました。
国体だったか、ネンリンピックだったか忘れましたが、
朝から結構な雨が降っていました。
フラフを降る予定の方が、流石にこの雨では降れんなと
用意したフラフを片付け始めたのです。その時、係の方が、

「待ってください。雨は上がります。天皇陛下がお越しになる頃には、
雨は上がりフラフも触れると思います。」と言われました。

「え〜、この雨が上がる?」と心で思いましたが、
本当に天皇陛下が、高知空港に到着された頃から、雨足が弱くなり会場へ着く頃には、
晴れ間さえ見えたのです。

「すごい!!本当や」

それから、皇室の方々の行事のたびに雨を気にしてニュースを見ていますが、
雨が降らない確率はかなり高いです。

須賀先生も晩年、須賀よさこい連を引率して各地に踊りに行かれました。
須賀蓮が踊り始めると曇った空が、そこだけ雲が晴れて光がさしてびっくりした。
という話を聞いたことがあります。

皆さんの周りに、そんな晴れる方、いらっしゃいますか?

「晴れ女、晴れ男」はいいですね。総じて喜ばれる。

しかし、私の場合は、「雨女」です。

「雨と共に現れるね〜」とか
「え?千賀さんおるがやったら、雨降るね」とか
「よう降ると思いよったら、千賀さんか」とか

いつもいじられっぱなしです。
イベント屋さんには、嫌われます。ですから、イベントに関わっても、
本番はなるだけ、若手に行ってもらうように、最近は気をつけています。
(寂し〜〜い)
もちろん、全部そういうわけではなく、晴れてるイベントにもたくさん参加してるのですが、、
晴れてる時は、みんな何もいいません。
たまに、「今日は強烈な晴れ女がおるね」とか、
またいじられる始末です。

でも、私個人的には、、雨で困った記憶はありません。
自分が参加するイベントも、雨でも開催。雨が理由で中止になった記憶はありません。
(笑)

雨は、恵の雨です。

雨が降らんかったら、
お野菜が育たなくて、大変。
乾いたのどにも、火事の時に火を消すにも、
植物が育つためにも、トイレの為にも、
他にもいっぱい、
水がないとたいへんです。

「雨降って地固まる」
「雨だれ石を穿つ(うがつ)」
などなど。

「雨」も必要なところはいっぱいありますね。
そう雨も晴れも、どちらも必要です。

でも、意外と「雨」を数える事が多いから「雨女」と言われるだけかもしれません。
今日からは、晴れたイベントを数えてみようと思います(笑)
往生際が悪いと思っている方、調査結果を楽しみにしていてくださいね。(笑笑)

今日も最後まで
読んで下さり、ありがとうございました。

合掌✴️田村千賀



4月25日(月)「土用」について

4月25日(月)

今日は、「土用」について書きます。
私は、趣味で「気学」をやていますが、「土用」は、季節の変わり目です。

「立春」2月→「春分」3月→「土用」4月→
「立夏」5月→「夏至」6月→「土用」7月→
「立秋」8月→「秋分」9月→「土用」10月→
「立冬」11月→「冬至」12月→「土用」1月→

このように、一年をめぐる季節の間に「土用」があります。

一つの季節が芽吹き、熟し、枯れて腐り、肥やしとなって、また次の季節
という様に、巡っていきます。

「土用」は腐りを意味する時期です。

なんでも腐ったら、次の栄養になる。この自然の法則は、無駄なく循環しています。

「気学」ではこの「土用」の期間には、
(今でしたら、4月17日9時43分〜5月5日21時25分59秒まで)
引っ越し、リフォーム、土いじりをしない方が良い。
また新しいこともこの期間に始めない方が良いとされています。
また、心が腐りやすい(諦めやすかったり、いやになったり)

気学を始める前、私は、土用に引っ越しして今の事務所に来たし、
土用と知らずに、普段しない草むしりをしたし、
土用だけど、新しい事業をスタートさせたりしています。

それでも結構問題なく来ているので、初めてこの話を聞いた時は、
「気学」的にはいかん事ばっかりしちゅうがや!と冷や汗をかきました。

それを「気学」の先生に言うと、『気学は宇宙の気の流れと、現実に起こった事と
照らし合わせて1万年くらいという気の遠くなる時間をかけて体系化した統計学
です。「心のあり方」によって凶の流れに乗ったり、吉の流れに乗ったりするから、
自分が凶流れに乗ってるなと思えば、心の中に、「おごり」や「腐り(諦めの心」
がないかよく自分を顧みるといいですよ。』と教えてくれました。

おごった気持ちがなかったか、諦めの気持ちがなかったかと
振り返ってみると、確かに少し思い当たるところもあり、なるほどと反省しました。

しかし、『土用に「気学」的に良くない事をしたとしても、
そんなに困ったことにはなってないと思います』と、話すと、

「知らないでそうするのと、知ってからするのは意味が違いますから、
これからは、しない方が良いことは避けたほうがいいと思います。
でも、避けられない時には、わざわざそこでスタートしてでも、学ばなければいけないことがあるんですね。
しんどい体験を通してこそ、得られることがある。
それは人生においてまた大切なことです。」

先生は、他にも次のようなことを教えてくれました。

○「世の中に吉凶はない。どんな現実も本人が、「吉」と思うか「凶」と思うか
  その人の心で決まるのです。

○「気学」は宇宙の気の流れだから、その気の流れに沿ったら、追い風で生きる。
  流れに逆らったら。向かい風。みたいなもの。
  どちらも、自分が選んでいい。知って向かい風を選べば事前に覚悟もできるはずだ  
  から災難も小難で終わるかもしれません。
  そちらもその人にとってとても意味のあることです。
  ようは、全て自分が決めていることですね。

ん〜〜〜、なるほど。毎月1回の気学のお勉強は、自分を振り返る大切な時間となっています。

春の土用があけたら、次は夏です。

夏といえば、「よさこい」今年こそ、鳴子の音が気越える夏でありますように、
切に祈ります。

「土用」一つの季節を過ごし、無駄を省いて、また次の季節を迎える。

あと2回土曜が来れば、一年が終わります。
本当に時間が経つのは早いですね。

今日も最後まで読んできくださり、有賀乙ございました。

合掌✴️田村千賀




4月24日(日)体のメンテナンス

4月24日(日)体のメンテナンス

私のミュージカル仲間、刈谷公治(チャーリー)さんは、私の体のメンテナンスをしてくれる凄腕施術師です。

(ここからはチャーリーとよさばせて頂きます)
チャーリーは、公務員を早期退職して、鍼灸の学校で学び、
現在は「yodoya」というマッサージ店を経営しています。

一番、最初にチャーリーの施術を受けたときは、慢性肩こりの時でした。
「肩こりがひどいので、お願いします」とリクエストしたのですが、
チャーリーは、私の頭をグリグリ。
ものすごく痛くて、「ぎゃ〜〜」と叫びました。
肩こりなのに、なんで頭???と思いましたが、
不思議と肩こりが治っていました。

その次に施術を受けたのは、少し時間が経ってからです。
するとその施術方法が、ガラッと変わっていたのです。
頭をグリグリイタ〜イではなく、そっとツボに手を当ててさするように
ツボを刺激してくれます。
少ししたら、ものすごく深い眠りに誘われ、ぐっすり眠ってしまいました。

私は、マッサージは結構強く揉んでもらうのが好きなタイプでしたので、
最初は、あれ??って感じでしたが、終わってみるとあら不思議すっかり
よくなっているではないですか。その上、もみ返しもありません。

「チャーリー、どうやってやりゆうが?すごいね。」と私。
「体の中が固くなってるんですよ。筋膜が巻き込まれていたり。
 それを解してるだけなんです」

話を聞いても全くわかりませんが、とにかく体が楽になってる私は、
定期的にメンテナンスをお願いする様になりました。

体は、正直です。自分ではストレスなんてない!と思っていても、知らず知らずのうちに
体のどこかが固くなっています。チャーリーにツボを押してもらうとそれがよくわかるのです。

いつも「へ〜〜こんなとこに溜まっていたのか〜〜」と、びっくりで、
自分自身を発見することばかり。

「体は、いつもサインを出してくれています」
チャーリーの言葉に、なるほどと納得。

この体は、私の魂をのせたお船みたいなものです。
荒波、風、太陽、に揉まれながら、大海原を航海しています。

ちょっとやりたいことがあって、夜ふかししたり、仲間と暴飲暴食したりすると、
いつの間にかあっちこっち痛んでたりするんですね。
それをほったらかしにして、生きてると、ちゃがまります。
やりたいこといっぱいあるのに、サボりたい私もいる。
どうも私は、楽な方に楽な方に、進んでしまうんですね。

意外と24時間はあっという間だし、1日にできることは、わずかだとわかっているのに、
ついついあれもこれも詰め込んでします。
なんと欲深いことでしょう。一つやれればそれで満足して、そのことに集中して
それを満喫するのがどれだけ幸せかわかってきたのに。
無意識に、私の頭の中は、チョーターボで多忙な状態です。
そろそろ「欲」を捨てんと、何をしゆうかわからんなる。
といつも反省しています。

チャーリーに、メンテナンスをしてもらいながら、反省したり、体の声を聞いたり
するのは、本当に自分と向き合う良い時間です。

チャーリーの施術は、毎回すごい進化しています。
その手は、まるでエコーの様に、体の悪いところを見つけて、微妙なさじ加減で
す〜となおしていきます。(うまく言葉で表現できないくらい不思議です)

もう、魔法の手です。

これはチャーリーの言葉。
「体と心は一つ」「体が出してるサインをキャッチ」
「ストレスで固まった体をほぐせば、心も軽くなる」

チャーリーの一言、一言が身に染みます。

チャーリーと出会って35年近く。一緒にミュージカルをやった時から全く変わらずのお付き合い。
でも時間と共に、進化していくチャーリーを見ながら
ふと自分もちゃんと進化してるかなっと、自分を振りかえってちょっと不安になります(笑)。

みなさんも、よかったら「yodoya」ぜひ、行ってみてください。

体のメンテナンス、大切ですね。

合掌✴️田村千賀



4月23日(土) 「花粉症」について

4月23日(土)

おはようございます。今日は「花粉症」について書きます。

私は、アレルギー性鼻炎「花粉症」です。
中学3年の時、突然鼻水が止まらなくなりました。
それ以来、3月になるとくしゃみと鼻水との付き合いです。
5月の連休明けくらいまで続きます。

その頃は、まだ「花粉症」っていう言葉はなかった、
この病気の始まりの頃からの長〜いお付き合いです。

「花粉症」今はいろんな花粉に反応するなど、その原因も研究されてきましたが、
私は「スギ」花粉のはずです。(色々反応するのでよくわかりません(苦笑))
症状が治っていたのに、この2、3日、急にまた私のお鼻は壊れた水道になってしまいました。
さて、今はなんの花粉でしょう。(苦苦笑)

それはさておき、私は「花粉症」になるといつも、「春」がきたと思います。

私の「春」には、リトルの卒業生を見送る公演があります。
毎年、卒業までリトルを続けてきてくれた団員の卒業を見送りながら
万感の思いに涙が溢れます。
「花粉症」の上に、卒業生を見送る寂しさと嬉しさで、もうず〜〜〜っと泣きっぱなしです(笑)

1年で一番忙しい時期なのに、鼻を噛む、くしゃみをするという時間が忙しさに
拍車をかけます。でも毎年、鼻がむずむずすると同時に、卒業生を送る寂しさ
がじわじわと湧いてきます。

そして、新しい世界に巣立っていくリトルっ子の背中をぐしょぐしょの顔で送って、
新学期に気持ちを新たにするリトルっ子と、また新しい1年をスタートします。

たった2ヶ月くらいの間に、心の時間は、大きく動きます。
そこに、満開の桜が優しく見守る日本の春は、本当に綺麗です。
私の涙を隠せる「花粉症」は、ちょっと厄介ではありますが、
泣きっぱなしの私を優しくカモフラージュしてくれます。

新学期も無事スタートしました。もうすぐ、「花粉症」も終わります。
また、次の「花粉症」がくるまで、一年を慈しんでいきたいと思います。

そう、花粉症には、私の春の思い出が詰まっています。

でもできれば、治ってもらえると嬉しいのですが、なかなか難しそうですから
これからも私の季節の風物詩として、お付き合いしていきたいと思います。

今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうざいました。

合掌✴️千賀



4月22日(金)「よさこい」〜県外人が教えてくれる高知の魅力〜

4月22日(金)

県外のよさこい人に教えてもらう「高知よさこいの魅力」について書きます。

「高知よさこい」はコロナで2年間お休みとなりました。
よさこいを支えてくれる「踊り子」さん達は、よさこいに代わる趣味を見つけた方も多いようです。
「よさこい」がないとダメな生活から、「よさこい」がなくても大丈夫な生活を手に入れたのですね。

旅広よさこいの担当の方も、チームの方は踊りたいとエントリーをされるけれども、
踊り子が集まらないということでキャンセルとなるチームもあるそうです。
そこで、「いこか祭彩」(いろんな所に踊りに行くのを目的に作ったよさこい愛好団体。絶賛踊り子募集中)
は、フル活動。祭三代IKU! や、國士舞双さん、帯筋さんの協力を得て、旅広場に鳴子の音を鳴らし続けようと
活動しています。

コロナ禍でもできることをと考えて、よさこい工房〜祭彩〜では、オンラインよさこいを企画してきました。
その企画の中に、「高知へ踊りに行こう!」ということで、祭三代・IKU!2021の「よさこい讃歌」をオンラインで
指導(毎週1回で7回)して、高知の祭三代・IKU!に合流して踊ろうという企画です。

定員20名があっという間に埋まりスタートしましたが、高知まで踊りにこれたのは6名です。
(まだまだコロナの壁は厚い)

その6名が先日、一緒に旅広場の演舞を楽しんでくれました。
会場には、うちわおじさん達も駆けつけてくれて、うちわを一生懸命振ってくれました。
前日の顔あわせ練習と、2回の演舞です。
たった2回のために遠方から駆けつけてくれたみなさんに、本当に感謝です。

回数も時間も少しでしたが、みんな「高知よさこい」を満喫してくれました。
オンラインで一緒に楽しんだメンバーとリアルに会えて感動。
一緒に踊った感動。青い空と澄んだ風の中、鳴子うちわが盛り上げてくる中、思いっきり踊ってくれました。
美味しい土佐料理を囲んでよさこい談義。
何より人に出会えたことが一番の感動だと話してくれました。

「高知よさこい」は街を上げて、よさこい人を盛り上げて、見る人も楽しんでくれます。
県境も国境も全てを超えて、そこに共にいる瞬間を楽しむ。
その感動とよろこびは素晴らしいものです。

「本当にきてよかった。元気をもらいました。」そう言ってくれると私たちもまた、心から嬉しくなります。
誰かに喜んでもらえることは、最高の幸せですね。

よさこいを愛する県外の人々に、高知の良さを教えてもらっています。
よさこいのある時代に高知に生まれて心底よかったと思います。

今年こそ、この高知よさこいが実現できますように、心から祈るばかりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

合掌✴️田村千賀